これからランニングを始める人。
ランニング用語を理解して楽しく走るファンランナーにオススメの内容です。
初心者の方にもわかりやすい内容になっています。
知っているようで知らないことだらけの有酸素運動を勉強していきましょう。
走る運動は有酸素運動?
ジョギングとランニング、「走る」運動は有酸素運動!
違います。「走る運動」全般が有酸素運動な訳ではありません。
GPS 腕時計をつけてランニングとハイキングをした時の心拍数の値です。
HUAWEI healthのアプリで測定した内容です。
ランニングでは有酸素運動は1分でハイキングは有酸素運動及び脂肪燃焼時間がたっぷりありました。
有酸素運動は心拍数に大きく関係していることがわかります。
有酸素運動とは
酸素を使い体内の糖質・脂質をエネルギー源とする、筋肉への負荷が比較的軽い運動。
負荷の比較的軽い(運動強度の小さい)運動は、筋肉を動かすエネルギーとして血糖や脂肪が酸素と一緒に使われることからエアロビクス(有酸素性運動)と呼ばれます。一方、短距離走のように短時間で強い負荷がかかる(運動強度の大きい)運動の場合は、筋肉を動かすエネルギー源として酸素が使われないため無酸素性運動と呼ばれます。運動中に呼吸をしているかどうかという意味ではありません。
引用元 厚生労働省 e-ヘルスネット
ランニングって有酸素運動じゃないの???
ランニングとジョギングの違い
ジョギングとランニングはともに『走る運動』ですが、これらの運動は走る速度や目的によって使い分けられています。
一般的に、ジョギングはランニングよりもゆっくりと走る運動とされています。
ランニングはトレーニングが目的
ランニングはマラソン大会や長距離走などの競技に向けたトレーニング。
より負荷を大きくして心拍数が高くなると、持久力アップや脂肪燃焼を目的とした運動ではなく、瞬発力を付けるための運動になります。
その結果、有酸素運動としての効果は得にくくなってしまうのです。
⭐️運動強度…胸の鼓動や息苦しい又は息切れしたりするペースで走るため、負担も大きい。
ジョギングは健康づくりが目的
ジョギングは健康増進やダイエット効果が期待できます。
ランニングよりも負荷が小さい有酸素運動であるジョギングには、基礎体力アップや脂肪燃焼効果などがあるためです。
ランニングと比べてゆったりと走るジョギングは、有酸素運動の割合が高く、効率的に脂肪を燃やすことができます。
負荷が小さいことで、初心者でも続けやすいというメリットも魅力の一つです。
⭐️運動強度…人と会話しながらでも走り続けられるペースです。
有酸素運動の効果
ジョギングにウォーキングや登山、スポーツジムのエアロビクスなどが有酸素運動に当てはまります。
有酸素運動には、どのような効果があるのでしょうか。
体脂肪燃焼
ある程度の時間をかけて継続的に体を動かし続けることで、エネルギーを供給し続ける必要があるのです。
そのためのエネルギー源として、酸素が体脂肪を動かし燃焼されます。
体脂肪を落とすダイエットには、より効果的です。
ストレス発散
ジョギングでは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が促されます。
セロトニンにはストレス解消やメンタル強化の働きがあるといわれています。
走った後に『スッキリ』するのは、このことが考えられます。
体幹を鍛え快便効果
運動不足気味の人は、おなか周りの排便に必要な筋肉が衰えているため、便秘に陥りやすくなります。
ジョギングでおなか周りの筋力、いわば体幹を鍛えれば、排便に必要な筋力をアップさせることができます。
また、腸の血流が促されることで、腸の活性化にもつながるでしょう。
気持ち良く体を動かせば、運動不足解消だけでなく、代謝アップやリフレッシュ効果なども期待できますよ。
まとめ
私も「走る運動」が有酸素運動だと思っていました。
勉強してみると有酸素運動とは何かが見えてきたようです。
有酸素運動=エアロビクスということも覚えました。
負荷を強くかけなくても、脂肪燃焼の効果がダイエットにつながります。
自分の健康に有酸素運動を始めてみませんか?
他にも覚えたい用語
ランニングの用語には、まだまだ知っているようで知らない言葉が沢山あります。
もっと勉強してみませんか?