ランナーズハイとは、どんな感覚なのか?その答えは、ランナーがランニングを続けることにあると考えられます。
この記事では、ランナーズハイの意味や発生するメカニズムについて紹介しています。
ランニングを楽に走れるちょっとしたコツを書いていますのでご確認を!
さぁ一緒にランナーズ・ハイを勉強してみませんか?
ランナーズハイとは
ランナーズハイ(runner’s high)とは、継続的な運動によって引き起こされる一時的な多幸感であり、喜び、深い満足感、高揚感、ウィルビーイングといったポジティブ感情を経験する感情的状態である。
出典 ウィキペディア(Wikipedia)
ランニングで走ることが楽しい、嬉しいと思える満足感
ランナーズハイの概要
マラソンやジョギングを行うと通常、次第に苦しさが増してくるが、それを我慢し走り続けるとある時点から逆に快感・恍惚感が生じることがある。この状態をランナーズハイと呼ぶ。
出典 ウィキペディア(Wikipedia)
苦しさが快感に変わる時、ランナーズハイが登場
ランナーズハイと限界がランダムにおこる
走り始めの数分間は苦しくとも、同じペースで走っていると、どこまでも走り続けることができる気持ちになるのです。
苦しい時と楽しい時の違いは、運動による酸素の供給が原因である。
これによってランナーズハイと限界の波がランダムに発生します。
初心者には、おすすめできませんが、ランニングになれてきたら少し我慢して、このラクなこの状態を体感してみましょう。
走っても苦しくないという不思議な現象におどろきます。
ランニング時の3ステップ
運動をしていない状況から走り始めると、どんな人でも最初の数分間は苦しいと感じます。
これは、運動に対して酸素の供給が追いついていないこと。
つまり重要と供給のバランスが崩れている状態のことを『デットポイント』という。
デッドポイント
走りはじめの約10分間は、運動に対する酸素供給のバランスが追いついていないのです。
最初の1〜2kmが苦しいのはデットポイントでもあるからです。
このデッドポイントが体力も十分に有り余っているのでオーバーペースを引き起こしてしまう原因もそこにはあるのです。
これが10分くらい経過すると、酸素供給のバランスが整って、楽になる時が訪れることを『セカンド・ウインドウ』といいます。
セカンド・ウインド
走り始めてから10分〜15分くらい経過すると、酸素供給のバランスが整ってきます。
すると苦しい感覚が解消され、走りが楽になる瞬間が訪れます。
さらに走り続けると今度は『ランナーズハイ』と言われる快感を感じることができます。
まさにランナーズハイとは、運動と酸素供給のバランスがピンポイントに合致した状態で『ステディ・ステイト』ともいいます。
ステディ・ステイト
セカンド・ウインドからの、さらに快感を感じる状態です。
運動と酸素供給のバランスが合致した、あまり苦しさを感じない状態です。
ステイト・ポイントがずーっと続けば自己ベストも毎回更新します。
なぜ、そうならない!
動き続ければエネルギーが消費されていくので、体内の状況が変化するのです。
苦しくなったり、楽になったりするのはそのためです。
ランナーズハイを利用した走り方
何度も言いますが、走りはじめの数分間は誰でも苦しいです。
スピード練習を続けると、辛くなってペースを落としてしまいます。
ひとりで走るときこそ、ペースコントロールが難しくなります。
並走することでバランスを保つ
誰かと一緒に並走するば、その負担は軽減できるのです。
まずはランニング仲間と一緒に走ってみましょう。
相手が経験者の場合は、ペースを合わせて走ってくれるので負担も大きく感じられません。
マラソン大会では、自分と同じようなペースのランナーを見つけて並走することで、ペースを落とさずに楽に走ることができます。
私は、後方45度、1m後ろで並走しています。
自分より速い人と一緒に走ろう
走りに慣れてきたら、自分よりちょっとだけ速い人に、ついていくうちに楽になったりします。
タイムを縮めたという成功体験が、自分の自信にも成長にもつながります。
まとめ
ランニングをする時、最初の数分は誰でも苦しいです。
酸素供給のバランスが整ったときにランニングがラクになる。
その後ランニングが楽しくなります。
私もランナーズハイは、ものすごい快楽な状態になるのかと思い込んでいました。
しかし、ランニングする人であれば必ず感覚的に感じているのではないでしょうか?
『楽しい』だからこそ、ランニングを続けることができるのです。
人それぞれ、ダイエットのため、健康のためと走る目的が違いますが、続けることの大切さが重要なのです。
あなたも楽しくなるランニングにでかけてみませんか